ナグネのこのごろ

(旧「大久保日記」)
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▼2005年07月のログ 一覧
土曜の参鶏湯(2)(31日)
土曜の参鶏湯(31日)
飲ま飲まイェイ!(28日)
緊急事態…かも。(28日)
ザクロ、再び(26日)
こんなところに(25日)
サバ好き(23日)
小学生の気分(22日)
大網遠征(21日)
ウッチーが来た!(19日)
大久保水族館(16日)
なつかしき友(14日)
がんばるアリさん(13日)
儲かってるの?(12日)
人にしん切(11日)
上を向いて帰ろう(10日)
‘アナタ’は誰?(09日)
チャイナなキムチ(07日)
民泊ハムニダ(06日)
ホームから(05日)
明るい職場(04日)
バアチャンの世界(03日)
『スーパーサイズ・ミー』(01日)
『スーパーサイズ・ミー』  2005年7月1日17時6分45秒
「マクドナルドを1日3食、1ヶ月間食べ続けると、人間はどうなるのか?」

この映画の監督&主演のモーガン・スパーロックは、肥満症に悩む二人のティーンエイジャーが”肥満の原因”とマクドナルド社を訴えたニュースを見て、「自らの身体で実験しよう」と思いつく。

3人の医者と栄養士のサポートを受けながら実験はスタートする。
やがて…完璧な健康体だったモーガンの身体は、専門家たちの予想をはるかに越えるスピードで壊れはじめ、特に肝臓はドクターストップがかかるほどの状態になる。

…とまぁ、ここまでは誰でもある程度予想できる結果だろう。
実は私も「バラエティ番組でお笑い芸人がチャレンジするような悪ふざけ」と思いつつ映画館に足を運んだ
だが映画を観て、モーガンが本当に訴えたかったのは別にあることがわかった。

「なぜ人はマクドナルドに手をのばすのだろう?」

マクドナルドを美味しいと感じたり「また食べたい」と思う。健康に良くないことがわかっているのに…
食べるも食べないも本人の自由のはずなのに、幼児期からの情報操作によってマインドコントロールされ、選択の自由を奪われてしまったとしたら?
こう書くと、まるで近未来SFのようだが、マクドナルド社を訴えた2人の少女を「自己責任の問題でしょ」と笑えない事実があることを、具体的に見せて警鐘をならしている。

飲料会社やファーストフード業界が幼児に対して行う宣伝(刷り込み)の巧みさ、あざとさには驚かされるが、食材の素性の怪しさもしっかり描き込んでいる。(私はこれからの生涯においてマックチキンナゲットを二度と口にしない!)

安易な食生活がもたらすリスクもわかりやすく見せてくれる。
アメリカの学校給食の恐るべき実態や、子どもが一週間に飲むジュース類に含まれる糖分量を、大きなガラス瓶に詰めた白砂糖で見せられてギョッとする。
学力低下やキレる子ども達の背景にはファーストフードの影響があるという現場からのレポートには説得力がある。

全体的にマクドナルド社にケンカを売っているとしか思えない内容だが、モーガンが訴えられなかったところを見るとイチャモンをつける余地がなかったということだろう。
(この映画の公開後に「スーパーサイズ・セット」は廃止されている)

健康な食生活やダイエットに関心のある人はもちろんだが、子どもを持つ全ての人に観てほしい社会派のドキュメンタリー映画。

 

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