ナグネのこのごろ

(旧「大久保日記」)
更新情報をメインに書きます。
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▼2005年07月のログ 一覧
土曜の参鶏湯(2)(31日)
土曜の参鶏湯(31日)
飲ま飲まイェイ!(28日)
緊急事態…かも。(28日)
ザクロ、再び(26日)
こんなところに(25日)
サバ好き(23日)
小学生の気分(22日)
大網遠征(21日)
ウッチーが来た!(19日)
大久保水族館(16日)
なつかしき友(14日)
がんばるアリさん(13日)
儲かってるの?(12日)
人にしん切(11日)
上を向いて帰ろう(10日)
‘アナタ’は誰?(09日)
チャイナなキムチ(07日)
民泊ハムニダ(06日)
ホームから(05日)
明るい職場(04日)
バアチャンの世界(03日)
『スーパーサイズ・ミー』(01日)
バアチャンの世界  2005年7月3日13時43分21秒
公園を歩いていたら、木陰のベンチにいたバアチャンが、突然声をかけてきた。

遠くの建物を指さしながら「あそこで工作したりして、火、木、土は楽しく過ごしているんですよ。私、不器用だから大変で。」
どうやらその建物の中ではお年寄りのデイサービスが行われているようだ。

「大変で…」と言いながらもバアチャンはそこでの生活が気に入っているらしく、ニコニコしながら「お弁当も出るのよ、とても美味しいの。足も洗ってくれるし…」
などと、ひとしきりしゃべったあと、今度はいきなり‘ムコ’の話を始めた。私を引き留めた本当の理由はこちらのようだ。

バアチャンによると、その‘ムコ’という人が何とも大変な人なのだ。

なにしろ‘ムコ’は早朝5時に起き「散歩にでも行け」とバアチャンを家から追い出すので、彼女は薄暗い公園を歩き回って時間をつぶさねばならない。
トイレを使うたびに汚していないかどうかチェックし、最近は「後始末をきちんとしろ」と貼り紙までする念の入りようだ。

ドケチな‘ムコ’はバアチャンの茶碗やお椀を「食べ過ぎるから」と捨ててしまい、ご飯はアルミホイルのカップにちょっぴりしか食べさせてくれない。
田舎の兄弟が送ってきたお米は、バアチャンの自由にさせないよう容器に重い石を2つものせ‘ムコ’が自分の部屋で管理しているという。おまけに午後3時に仕事を終えて帰宅するやいなや「夕方の散歩に行け」とバアチャンを家から追い出すというのだ。

うーん…どうもその‘ムコ’という人はひどくヒマな人らしい。税理士のくせに朝から晩までバアチャンを監視し、意地悪の限りを尽くすことに生き甲斐を感じているようなのだ。
「元気を出してね。きっと良いこともありますよ!」
私にできることは何もないので、取りあえずバアチャンを励まして立ち去った。

70代後半に見えるバアチャンだが、なかなか<シンドイ世界>に暮らしているようで、それはそれで気の毒なことだなぁ、と思うのだった。

▼カゴをのぞいたら小さな赤ちゃんが2羽生まれていた。
(近所の韓国料理屋の店先で)

 

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