ナグネのこのごろ

(旧「大久保日記」)
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▼2005年07月のログ 一覧
土曜の参鶏湯(2)(31日)
土曜の参鶏湯(31日)
飲ま飲まイェイ!(28日)
緊急事態…かも。(28日)
ザクロ、再び(26日)
こんなところに(25日)
サバ好き(23日)
小学生の気分(22日)
大網遠征(21日)
ウッチーが来た!(19日)
大久保水族館(16日)
なつかしき友(14日)
がんばるアリさん(13日)
儲かってるの?(12日)
人にしん切(11日)
上を向いて帰ろう(10日)
‘アナタ’は誰?(09日)
チャイナなキムチ(07日)
民泊ハムニダ(06日)
ホームから(05日)
明るい職場(04日)
バアチャンの世界(03日)
『スーパーサイズ・ミー』(01日)
小学生の気分  2005年7月22日0時12分41秒
以前から興味津々だった大久保小学校におじゃました。

外国人自治区…じゃぁなかった‘コリアタウン大久保’にあることから、マスコミで紹介される機会の多い小学校だ。
昨年の大久保日記(8月29日)には「外国籍の子供は3割」と書いたが、現在は6割近くに増えたそうだ。日本国籍の子がマイノリティとなる日も近いぞ!

案内してくださった善元先生は精力的に外国にでかけ、その国の文化や言語も習得する努力を惜しまない行動派だ。
この学校では外国からの転校生に日本語を教える「日本語教室」を主宰されているが、最近は「日本語国際教室」という名称に改めたそうな。
というのも、子供の親は繁華街で夜通し働いていることが多い。「日本語」の修得だけでは解決できない‘ビザ’や生活環境など頭の痛い問題がからんでいるから、というのがその理由だ。
親の相談にも乗らなくてはならないのでなかなか大変らしい。


教室は机を取り囲むように「中国」「タイ」「韓国」などのコーナーが設けられ、その国の衣装や絵本、楽器などに子供達が自由にさわって遊べるように工夫されている。
これは、住み慣れた環境から引き離された子供がアイデンティティーの喪失に悩まないよう、出身国の文化にふれることができるようにとの配慮だ。
中国の胡弓など珍しい楽器もあったが、どれも善元先生が自ら旅先で買ってきたものだ。

先生のご専門は社会科だが、じつは漢字教育の達人だそうな。
手作りの教材も独創的で素晴らしいが、「漢字は10種の‘画’と成り立ちを理解すれば簡単に覚えられる」という独特の理論をお持ちだ。

しかし、大久保小学校の6年生が、全員‘鬱’という漢字が書けるというお話には「いくら何でもムチャでしょう…」。

そんな疑り深い私に、先生が「プチ漢字講座」をおこなって下さった。
目からウロコの授業に「ふーん、ふーん」と感心しながらの十数分後、「ここに来て‘鬱’と書いてごらんなさい」と言われて黒板の前へ…。
教室で黒板に向かうなんて何年ぶりだろう!!緊張ぶりは子供の頃とまったく変わらず、ドキドキしながらチョークを動かす。

…おおっ?書けたではないか!(感動)

いいのだろうか、‘鬱’がこんなに簡単に書けてしまって。
しかも善元式の漢字教育の特長は「一度覚えたら絶対忘れない」というから、なおさらスゴイではないか!

お会いしてから、ぴったり一時間。
手際よく教材を片づけた善元先生は「赤札堂」に昼食のパンを買いに走って行かれた。時間割りで仕事をしている人というのは、さすがに無駄がないのだなぁ。

 

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