よぎちょぎ「行ってみた」

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マッコリタウンの夜はふけて

マッコリを専門に飲ませる居酒屋が並ぶ、
全州、三川洞(サムチョンドン)の「マッコリタウン」だ。
地元の学生やサラリーマンが集まっては
夜遅くまで飲んで食べて盛り上がる…

どのお店もお世辞にもキレイとはいえないが、赤い顔でマッコリを酌み交わす人達はなんとも楽しそう。

威勢の良いアジュンマが注文をとる声も加わって活気があふれている。

ちなみに日本では「マッコリ」という呼び名が浸透しつつあるが、「マッコルリ」の方が韓国語の発音に近い。

テーブルについて「マッコルリ、ジュセヨ!」と叫ぶ。

アジュンマが冷蔵庫からボトルに入ったマッコリを取り出し、一度に三本分を手にしてアルマイトの大きなやかんにドバドバ注ぎいれる。
これで10000ウォンだから日本円では700円ほど(2010.8.31現在)。

おどろいたことに、このヤカン入りのマッコリをひとつ注文すると、お任せでたくさんの酒肴が出てくるのだ。

生ガキに刺身、イシモチの焼き魚、チヂミ、キムチ、茹でたカニ、海老、煮魚、ホッキ貝、ゆで栗や焼トウモロコシ…コンロには熱々のチゲまでがのせられて、テーブルの上は一気に大宴会の様相を呈する。

おまけに‘食の都’といわれる全州だけあって、出されるものが何でも美味しい。

夢中になって食べながらマッコリを空けてヤカンを「もうひとつ!」

すると、ハマグリのホイル焼、巻貝、ナマコ刺身、茹でタコのほかにキムチチゲなどがいっしょに現れた。

人数に関係なく、やかん入りのマッコリがひとつ10000ウォン。
これを追加する毎におかずも気前よく追加されるわけで、お腹もしっかり一杯になるし、下戸のひとにとってもまさにグルメ天国である。

この「マッコリタウン」、ほかの街にはない全州ならではのステキなシステムだ。

すっかり気に入って機嫌よく飲んでいるところへスパイダーマン風のコスプレをした男性が入ってきて、キャンデーを配りながら店内を一周すると風のように出ていってしまった。

いったい何者?

後を追いかけて「お兄さぁん!」と呼びかけると「ボクはスパーダーマンです!」。

赤い縞々パンツをはいたスパイダーマンの正体は「運転代行会社」の宣伝マンでした。



住所全羅北道 全州