よぎちょぎ「あせった、困った」

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ソウルからバスとタクシーを乗り継ぎ、
両水里(ヤンスリ)の映画撮影所へ見学に行った私は
帰りの‘足’がなくて途方にくれていた。
当時はまだタクシー待合室が設置されていなかったのだ。

韓国のご馳走のひとつに「カルビチム」がある。
牛の骨付きカルビを箸ですっと崩せるほどに
コトコト煮込んだ宮中料理で、
唐辛子はまったく入っていない上品な肉料理だ。

韓国の食事マナーでは、
ご飯と汁物はスプーンで食べることになっている。
となると箸で取ったおかずを口に入れたら、
スプーンに持ち替えてご飯を口に放り込まねばならない。

水原(スォン)駅の観光案内所に入り
「静かなモーテル」という条件で宿を紹介してもらった。
ガイドさんがえらんでくれた宿は駅前の繁華街を抜けたところの、
寂れきった商店街の真ん中にあった。

バス停で立ってさえいれば、バスは目の前にきっちり停まり、
おまけに「さぁどうぞ」といわんばかりにドアを開けてくれる…
韓国ではそんな当たり前の親切を期待してはいけない。
韓国を旅する上での最大の難関は市内バスだ。

鬱陵島…ウツリョートウ。
気の滅入るような名だが韓国語では「ウルルン島(ウルルンド)」と読む。
海岸線が断崖絶壁で囲まれ
「海に浮かぶ桂林」との表現もされる景勝地だ。