よぎちょぎ「あせった、困った」

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バスが停まらない!

バス停で立ってさえいれば、バスは目の前にきっちり停まり、
おまけに「さぁどうぞ」といわんばかりにドアを開けてくれる…
韓国ではそんな当たり前の親切を期待してはいけない。
韓国を旅する上での最大の難関は市内バスだ。

「乗り場がわからない」「行き先のハングルが読み取れない」などハードルはいくつもあるが、いちばん驚かせてくれるのは「所定の位置で停まらない」ことだろう。

目当てのバスが向かってくるのを発見したらタクシーを止める要領で運ちゃんに「乗る意志」を示すべし。

車道に飛び降り、バスのドアに向かって突進する必要もあるかもしれない。

「停まってくれるだろう」とまったり構えてなどいると、バスは停留所に近づく気配すら見せずに走り去ってしまうだろう。

あるいはドアを開けて徐行しながら近づいてきても、そのまま停まることなく行ってしまい、取り残されたマヌケな外国人(私のことだけど)は地団太を踏む羽目になる。

では始発だったら余裕で乗れるだろうか?
これは私の失敗談だが、地方都市の安東(アンドン)のターミナルでバスを待っていた日のこと。




乗るべきバスの番号も出発時間も調べ、万全の態勢で待っていたにも関わらず置き去りにされたのには驚きを通りこして呆れてしまった。

韓国では出発前のバスが車内に乗客を入れたまま時間待ちをする習慣がない。

バス停周辺に列をなしているバスは時間が来るとドア付近の客だけを乗せ、ターミナル内では停まらずに目的地に向かって走りだすケースが多いのだ。

まったくもって油断がならない!
まるで客が乗るのを拒んでいるかのような不親切ぶりである。

確実に目指すバスに乗ろうとしたら、早めに自分が乗るべきバスを見つけておく必要がある。

ドアの前に陣取って運転手が時間ギリギリにやってくるのをお待ち申し上げる。そして行く先を確認したら、さっさと乗り込んでしまうことだ。

これぐらいの強引さが必要になるということを身をもって学んだわけだが、なんとか乗り込むことはできても、外国人にとってはまだまだ困難の多い韓国のバス。

それはまたの機会に。