よぎちょぎ「来て、見て、知った」

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韓国式ロッテリアの作法

仁川国際空港のロッテリアで見た光景。
アシアナ航空の制服を着たきれいなお姉さんが3人、
注文した品を持ってテーブルについた。
彼らが、まっ先にしたことが何だかわかるだろうか?

答えは「各々のポテトをテーブルの真中に広げたナプキンの上に盛り上げること。

ひとつのポテトの山を皆でつまむからこそ楽しい、とは微笑ましい。


韓国人は「食べる」ということをとても大切にする国民だ。
「シクサヘッソヨ?(食事をしましたか)」は日常の挨拶言葉にもなっている。

そんな時に「いいえ、まだなんです」なんて答えたら、相手は「そりゃ大変」とばかりに、あなたを近くの店に連れて行き食事に付き合う…

とは限らない。
こちらが食べるのをながめながら座っていたりする。

「自分は済ませたから見ているのだ」と言うが、日本人にはどうもそのあたりの行動がよく理解できない。

留学生のヨンジョン嬢に聞いたら「それはよくあること」と明快な答えが返ってきた。

「友達のひとりが、まだ食事をとっていないということがわかったら、全員で食堂に入り食べ終えるまで一緒にいるのは当たり前です」

うーん、そこまでやるか。

旅行中、韓国人から「ひとり旅は寂しくないか?」とよく聞かれる。

そんな時「いいえ、ぜんぜん!」と元気に答えても怪訝な顔をされるばかりだ。
「勇気がありますねー」なんて妙なほめ方をされる。

「寂しいです。とくに食事の時が寂しいです」と言うと、深くうなずき「うーん、そうだろう、そうだろう!」とおおいに納得してもらえる。
運が良ければ同情した相手から「いっしょに食事しましょう」と誘ってもらえたりもする。

旅行中は仕方なくひとりで食べることの多い私だが、周囲からは「いじめ」かと同情されたり、「なにか事情が?」と勘ぐられているのかもしれない。


住所京幾道 ソウル